一般眼科
一般眼科

地域のかかりつけ眼科として、お子さまからご高齢の方まで幅広い眼の疾患に対応しています。基幹病院で多数の手術や難治症例の診療に携わってきた眼科専門医が診療を行い、白内障・緑内障・網膜疾患などを総合的に診療します。視能訓練士による専門的な検査体制のもと、正確な診断と適切な治療を提供します。
眼科は、目とその周囲の病気を診療する診療科で、乳幼児から高齢の方まで幅広い年代の方が対象となります。現代ではパソコンやスマートフォンの普及により、目への負担が大きくなっており、近視や眼精疲労、ドライアイなどの症状を訴える方が増えています。また、高齢化社会において、生活の質(QOL)を維持するためにも目の健康はとても重要です。目の症状は、些細な変化でも病気のサインであることがあります。気になる症状がありましたら、お気軽にご相談ください。
目の乾きだけでなく、かすみ、まぶしさ、疲れ、痛み、ゴロゴロ感など、さまざまな症状が現れます。加齢、長時間のパソコンやスマートフォンの使用、生活環境(低湿度、エアコンなど)、コンタクトレンズ装用、喫煙などが原因となります。治療には点眼薬のほか、涙点に栓(涙点プラグ)をして涙をためる治療を行うこともあります。
細菌感染によって起こるまぶたの炎症です。まぶたの腺や、まつ毛の毛穴に細菌が感染することで発症します。まぶたの一部が赤く腫れ、痛みやかゆみを伴うことがあります。化膿が進むと、腫れた部分が破れて膿(うみ)が出ることがあります。膿が出ると症状は徐々に改善します。治療は抗生物質の点眼薬や内服薬を使用します。化膿が進んだ場合には、切開して膿を出す処置を行うこともあります。
屈折異常とは、目の中で光のピントが正しく合わないため、ものがはっきり見えなくなる状態です。代表的なものに、近視、遠視、乱視があります。近視では、遠くがぼやけて見え、遠視では、遠くも近くも見えにくいことがあります。乱視は、角膜や水晶体のゆがみにより、ものがぼやけたり二重に見えることがあります。また、40歳前後からは目の調節機能が低下し、手元が見えにくくなる老視(老眼)が起こります。これらは、眼鏡やコンタクトレンズで矯正します。
蚊や糸くずのようなものが目の前に浮かんで見える症状を飛蚊症といいます。原因には、加齢による硝子体の変化など治療を必要としないものから、網膜裂孔や網膜剥離など早急な治療を必要とする病気まで、さまざまな可能性があります。見え方だけで原因は判断できないため、飛蚊症を自覚した場合は、眼科での検査をおすすめします。特に、急に症状が増えた場合や、光が見える(光視症)、視野の一部が欠ける場合は、早めの受診が必要です。
目のレンズである水晶体が濁る病気です。水晶体が濁ると、光がうまく通らなくなるため、ものがかすんで見える、まぶしく感じる、ものが二重に見えるなどの症状が現れることがあります。進行すると視力が低下し、眼鏡をかけても十分に見えにくくなることがあります。進行した白内障に対しては、濁った水晶体を手術で取り除き、代わりに眼内レンズを挿入する手術が一般的に行われています。
中高年以降に多い病気で、見えない部分(暗点)が生じたり、見える範囲(視野)が徐々に狭くなったりすることが特徴です。進行は比較的ゆっくりで、初期には視野障害があっても自覚症状が少なく、他の病気で眼科を受診した際に偶然見つかることも少なくありません。緑内障によって一度障害された視神経は元に戻すことができないため、病気の進行を抑えることが治療の目的となります。早期発見・早期治療が重要な病気のため、定期的な眼科検診をおすすめします。
網膜は、眼の奥(眼底)にある神経の膜で、ものを見るために重要な役割を果たしています。糖尿病で高血糖の状態が続くと、網膜の細い血管が徐々に傷つき、詰まったり変形したりして網膜に障害が生じます。糖尿病網膜症は、かなり進行するまで自覚症状がほとんどないことが特徴です。しかし、糖尿病の治療と定期的な眼科受診を続けることで、発症や進行を抑えることができるといわれています。糖尿病そのものの管理とあわせて、早期発見・早期治療がとても重要です。糖尿病と診断された方は、自覚症状がなくても定期的な眼科検診を受けることをおすすめします。
網膜の中心にある直径1.5〜2mmの黄斑部が障害される病気です。主な症状として、視力低下、変視症(中心部がゆがんで見えるが、周辺部は比較的正常に見える)、中心暗点(真ん中が見えにくくなる)、色覚異常(色が分かりにくくなる)などがあります。欧米では成人の失明原因の第1位とされており、決して珍しい病気ではありません。日本でも失明原因の第4位とされており、高齢になるほど多くみられる疾患です。ものがゆがんで見える、中心が見えにくいなどの症状がある場合は、早めの受診をおすすめします。
子どもの視力は、生まれてから見ることで発達し、6歳頃までに大人とほぼ同じ視力になります。この時期に十分にものを見ることができないと視力が発達せず、眼鏡などで矯正しても十分な視力が得られなくなることがあります。そのため、小児眼科では病気の治療だけでなく、視力の正常な発達を促すことも重要です。気になることがあれば、早めの受診をおすすめします。
当院には視能訓練士が在籍しています。視力検査や屈折検査などを行い、斜視や弱視など視機能に関わる専門的な検査を行います。
子どもの視機能は、8歳ごろまでに成人とほぼ同じレベルまで発達します。この期間を「感受性期間」と呼びます。弱視は、この感受性期間に何らかの原因(斜視や強い遠視・乱視、不同視など)によって視機能の発達が十分に進まないことで起こります。この時期に原因を取り除き、適切な治療を行うことで視機能の発達を促し、良好な視力を獲得できる可能性があります。
斜視とは、ものを見るときに両目の向きがそろわず、片方の黒目が違う方向を向いてしまう状態です。乳幼児では正常でも斜視のように見えることがあります。斜視には内斜視、外斜視、上下斜視などの種類があります。視力の発達に影響することがあるため、早めの診察が大切です。治療は眼鏡や視能訓練などを行い、必要に応じて手術を検討します。
TOP